K.H.(2011年3月卒業)

演劇映像コースには、「本当に映画(演劇)が好きだ!」という人がたくさんいます。そんな中私は、映画がなんとなく好きで、なんとなく楽しそうだったので、演劇映像コースに進みました。おかげで最初は周囲の映画や演劇に対する愛に圧倒されるわけですが、それも楽しかったです。私が映画を観て、演劇映像の友人にその話題を1つ振るだけで、彼らは10に膨らまして帰ってくるのですから。

周囲の映画を愛する様子を見て、演劇映像コースを選んだことを後悔したこともあります。正直ついていけないですから。しかし、今もう一度二年生に戻りコースを選択できるとしたら、私はもう一度演劇映像コースを選ぶでしょう。そこには映画の話になったら喋り続ける、憎らしくも愛らしい友人や、自らの愛する映画や演劇の講義に没頭したあげく授業時間を超過してしまう素晴らしい先生方がいることを、知っているからです。この素敵な出会いをくれた演劇映像コースに感謝しています。